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2024.02.09

歴史手習塾セミナー31-33「知と創造の城下町 あなたはこのまちの未来をどう描きますか ~はじまりは佐和山城、そして彦根城へ~」

2024年 歴史手習塾を開催します!!

特定非営利活動法人ひこね文化デザインフォーラムでは、2024年3月17日(日)・4月21日(日)・5月19日(日)に歴史手習塾セミナー31-33を清凉寺にて開催します。

もっとわくわく 彦根城を世界遺産に
「 知と創造の城下町 あなたはこのまちの未来をどう描きますか 」
~はじまりは佐和山城、そして彦根城へ~

日程
2024年3月17日(日)・4月21日(日)・5月19日(日)
時間
各回共通 13時30分~15時30分
会場
清凉寺 坐禅堂(彦根市古沢町1100)
定員
各回150人
受講料
1,000円 / 各回(会員・大学生500円 高校生以下無料)

彦根城世界遺産登録への取組を機に、彦根城の魅力と統治の仕組みに学ぶとともに、安定した当時の豊かな暮らしから育まれ、今日まで受け継がれた文化や伝統を掘り下げます。今回のセミナーの特色は、多彩な分野で活動する県内各地の市民活動から学び、世界遺産登録後の住民による主体的なまちづくりとシビックプライドの醸成を目指します。

お申し込みはこちらから


Seminar 31 お城に魅せられる幸せ

日時
2024年3月17日(日)13:30〜15:30
会場
清凉寺 坐禅堂
報告
「彦根城世界遺産登録への道 ~これからもここで生きるために」
滋賀県立彦根東高校新聞部
講演
「彦根城の過去・現在・未来 ~戦国から江戸、そして現代につながれたバトン~」
講師 萩原さち子(城郭ライター)

滋賀県立彦根東高等学校新聞部

「彦根東高校新聞」と速報紙「キマグレ」を制作。東日本大震災以来続く特集記事「福島をつなぐ」などが評価され、全国高等学校年間紙面審査賞では16年連続の最優秀賞を受賞。昨年10月には、彦根城世界遺産を特集し、「人々の心の拠り所となる彦根城の在り方、それをどう未来へ繋いでいくか」を問いかけている。

萩原さちこ(はぎわらさちこ)

城郭ライター・編集者。(株)城旅デザインラボ代表、(一社)城組代表、(公財)日本城郭協会理事・学術委員会学術委員。執筆業を中心に、講演、メディア・イベント出演など行う。著書に「お城へ行こう!」(岩波ジュニア新書)、「城の科学 〜個性豊かな天守の「超」技術〜」(講談社ブルーバックス)、「日本の城語辞典」(誠文堂新光社)、「日本100名城と続日本100名城めぐりの旅」(ワン・パブリッシング)など。朝日新聞デジタル&TRAVEL「城旅へようこそ」ほか、新聞や雑誌、WEBでの連載、監修多数。https://46meg.com/


Seminar32 幕藩体制の仕組みと暮らし

日時
2024年4月21日(日)13:30〜15:30
会場
清凉寺 坐禅堂
報告
「復興政所茶が目指すもの」
山形 蓮(政所茶縁の会・茶縁むすび代表)
講演
「彦根藩がもたらした住民の豊かさ」
講師 母利美和(京都女子大学教授)

政所茶縁の会

愛知川水系源流の奥永源寺地域は、室町時代から受け継がれる政所茶の産地で、彦根藩とも関わりが深い。高齢化・過疎化により生産農家が減少するなかで、「政所茶生産振興会」とともに、政所茶の復興に向けて、茶摘み体験ツアーや新商品の開発に取り組んでいる。

母利美和(もりよしかず)

1958年兵庫県加古川市生まれ。京都女子大学文学部教授。彦根城世界遺産登録推進協議会学術会議委員。同志社大学大学院博士前期課程修了。日本近世政治・社会史専攻。1985年彦根市教育委員会博物館建設準備室に着任、1987年から彦根城博物館の学芸員として彦根藩政史・大名文化研究を推進、『彦根城博物館叢書(1)〜(7)』・『新修彦根市史』を編纂・執筆。2003年京都女子大学に着任、NPO法人彦根景観フォーラム理事、彦根市歴史的風致維持向上協議会委員を歴任。おもな著書は『幕末維新の個性6 井伊直弼』『安政の大獄の真実』『江戸時代 近江の商いと暮らし』『彦根城を歩く』など。


Seminar33 歴史と文化のまちづくりへ

日時
2024年5月19日(日)13:30〜15:30
会場
清凉寺 坐禅堂
報告
「長浜地域通訳案内士の制度と活動」
松井ライディ貴子(全国通訳案内士 / 合同会社3Chroma)
講演
「長浜城下町から見た市民の歴史認識~城と城下町、我々は如何に活用するか~」
講師 太田浩司(淡海歴史文化研究所所長)

長浜地域通訳案内士

観光庁の制度に基づく「地域通訳案内士」として長浜市が認定し、長浜観光協会に登録する有償観光ガイドのスペシャリスト。語学力、歴史文化、暮らし、自然体験など、現地情報に精通するエキスパートが、長浜の魅力を伝える。現在21人が登録。

太田浩司(おおたひろし)

1961年東京都世田谷区生まれ。淡海歴史文化研究所所長、長浜市曳山博物館長。明治大学大学院文学研究科史学専攻博士前期課程修了。専攻は日本中世史・近世史。1986年4月から長浜市長浜城歴史博物館に学芸員として勤務。2014年4月から3年間、同歴史博物館館長を勤める。長浜市市民協働部次長を経て、2018年4月から市民協働部学芸専門監を勤め、2022年3月長浜市役所定年退職。大河ドラマ『江』では、時代考証スタッフをつとめる。主な著書に『テクノクラート 小堀遠州』『浅井長政と姉川合戦』『近世への扉を開いた羽柴秀吉』、編著に『石田三成 関ヶ原西軍人脈が形成した政治構造』など多数。


歴史手習塾に参加を希望される方は、事前の申込みが必要です。以下のフォームよりお申し込みください。申し込み締め切りは、各回共、1週間前まで。定員に余裕がある場合は、当日受付けをいたします。

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