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2019.02.18

歴史手習塾セミナー26・中井均連続講座第一弾 三成だけじゃない!『佐和山城』は近江の要

彦根の滋賀県立大学で教鞭をとる中井均教授といえば、知る人ぞ知る『お城の先生』です。「彦根に中井教授がいらっしゃるのに彦根で中井教授のお城のお話が聴けないなんてどういうこと?」という素朴な疑問から、今年、ひこね文化デザインフォーラムでは、中井教授のお城の講座を連続講座として企画いたしました。
その第1弾!『三成だけじゃない!佐和山城は近江の要』
ぜひお誘い合わせのうえお聴きください。
20190220103444.jpg ■日 時:2019年3月3日13:30開場 14:00開演
■会 場:明性寺(彦根市本町)
■受講料:1000円

 佐和山城といえば、石田三成の居城というイメージが強い。しかし、三成が佐和山城にいたのは、わずか9年に過ぎない。
 佐和山城は湖北と湖南の境目に築かれた城として六角氏と浅井氏による争奪戦が繰り広げられた城でもある。
 さらに豊臣政権下では東国との境目である中山道を押える城として堀尾吉晴や石田三成らの居城となる。
 その重要度は関ヶ原合戦後も変わらず、徳川家康は「東西要(かなめ)の城」として井伊直政を入れ置いた。
 こうした佐和山城の重要性を立地や地形といった地政学的視点から読み解く

■講師プロフィール■
中 井 均 氏(滋賀県立大学人間文化学部教授)
1955年大阪府生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。
(財)滋賀県文化財保護協会、米原市教育委員会、長浜城歴史博物館館長を経て、2011年に滋賀県立大学人間文化学部准教授。2013年度より現職。金沢大学や大阪大学の非常勤講師を務める。また、NPO法人城郭遺産による街づくり協議会理事長として、全国のまちづくりにも関わる。専門は日本考古学で、特に中・近世城郭の研究、近世大名墓の研究。

■申し込み・問い合わせ■
特定非営利活動法人ひこね文化デザインフォーラム
TEL 0749-23-3383
Mail tenaraijuku@hcdf.jp