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活動報告
2016.11.25

能楽ことはじめ 開催レポート

2016年11月19日(土)能楽ことはじめを開催しました。
開催の状況をレポートします。

能楽ことはじめを開催しました

「能」は日本で最初に本格的な演劇として成立した日本を代表する伝統芸能です。
私たちの故郷近江に関連する演目も10曲ほどあると言われています。
そんな私たちに縁深い能の魅力を気軽に体験していただける「能楽ことはじめ」を開催しました。
講師は、愛荘町に在住の浦部好弘先生、幸裕先生です。
冒頭は幸裕先生より写真や面(おもて)を見せていただき「能のいろは」のお話をしていただきました。
能は「仮面劇」で、面をつけずに演じることを「直面(ひためん)」と言いますが、直面で舞台に上がる方が緊張するとのお話に会場からは驚きの声が上がりました。
続いて謠「竹生島」の聞き比べや着付実演などのプログラムがつづき、最後は天女の装束を身につけた好弘先生の舞、幸裕先生の謠で「羽衣」を上演しました。
会場は井伊家と縁の深い本町の名刹 明性寺。
ご住職からお寺の由緒をお話いただき、身近にある文化遺産も知っていただく機会となりました。
地域の有形、無形の文化遺産を多くの方々に知り伝え続けていくためこれからも文化芸術を通して発信を続けたいと思います。

開催の様子

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