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活動報告
2016.01.26

歴史手習塾セミナー21-1「真田は関ケ原合戦をどう戦ったか」開催レポート

2016年1月24日に歴史手習塾セミナー21-1「真田は関ケ原合戦をどう戦ったか」を開催しました。
開催の状況をレポートします。

歴史手習塾セミナー21-1「真田は関ケ原合戦をどう戦ったか」を開催しました!

「歴史都市彦根で学ぶ戦国時代・江戸時代」をテーマとして2010年から開催している歴史手習塾レギュラー講座。第21回目となる講座を2016年1月24日(日)に宗安寺で開催しました。宗安寺は大坂の陣で戦陣に散った木村重成の首塚があることで知られ、今回の歴史手習塾セミナー21のテーマ「真田家と二つの戦い」にゆかりの場所です。講師は歴史手習塾に毎年講師としてお越しいただき、戦国時代研究の第一人者である、静岡大学名誉教授小和田哲男先生。当日は10数年に1回の大寒波が予測されお天気を心配しましたが、大変な冷え込みにはなったもののお天気には恵まれることができました。
人気の小和田先生、NHK大河ドラマ「真田丸」が始まったところというタイミングの良さから当日飛び込みでのご参加もあって本堂内は122名の受講者の方で満席となりました。
冒頭には宗安寺ご住職から宗安寺ゆかりの文化財についてご説明があり、小和田先生の講義がスタート。関ケ原合戦で真田家は父子が東軍、西軍に分かれて戦うまでの経緯や背景を資料に基づき丁寧に説明されていきました。関ケ原合戦は兄信之がついた東軍が勝利し、西軍についた父昌幸と信繁(幸村)は流罪となります。その後、豊臣時代の幕引きとなる大坂の陣での活躍により信繁は「幸村」という名を後世に残しました。「家」を残した武将は多いが、真田家のように「家」と「名」を残すことのできた武将・家は稀ではないか、と小和田先生は最後締めくくくられました。
歴史手習塾セミナー21-2は2月21日(日)大坂城天守閣館長北川央先生を迎え、「真田は大坂の陣をどう迎えたか」と題してお送りします。すでに申し込み人数は定員間近になっています。今年の大河ドラマを100倍楽しめる講座、是非ご来場ください!

講座の様子

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